春の足音を感じて

| コメント(0) | トラックバック(0)

朝、目が覚めると、柔らかな陽光がレースのカーテン越しに差し込んでいた。そのせいか目覚めも良く、頭もスッキリしている。勢いよくベットから飛び出し、階下へ降りた。キッチンでは、ぼさぼさ頭の一人娘がパンを齧りながら、ノートパソコンの画面を覗き込んでいる。

「ちょっと、年頃の娘が何よ、その頭〜」

「今日は、大学、昼からだから」

「答えになってないんじゃない?」

「わかってるって。誰が見ているかわからないんだから、でしょ?」

もう、口答えだけは一人前である。

冷凍庫から、お気に入りの珈琲を取り出し、珈琲メーカーのスイッチを入れた。

「お父さんは?」

「もう、とっくの昔に出て行ったよ」

「どうして、起こしてくれなかったの?」

「寝かしといてやれって。優しいね」

昨日は慣れない近所の集まりで、ほとほと疲れて帰宅したのだった。近所付き合いも楽ではない。

ふと外を見ると、蒼空が広がっている。

「散歩でしない?」

「え、冗談でしょう。今、勉強中で〜す」

仕方がないので、薄手のダウンジャケットを羽織って、一人で外に出た。春の足音が近づいているとはいえ、桜の蕾はまだ固く、時折吹く風にも冷たいのを感じた。

真っ青な空を見上げると、二羽のカラスが仲良く飛行していた。

物干し竿の通販専門店:スマイルスマイル

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://soutienbrunoguigue.info/mt/mt-tb.cgi/499

コメントする

このブログ記事について

このページは、Vol.4が2016年4月22日 11:16に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「カジノと投資は非常に似た関係にある」です。

次のブログ記事は「おくるみは色々なシーンで使えて便利」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。